今日1日の後半戦は
福井県立美術館 ニホさんでのトークサロンでの演奏。
素敵な展覧会につながるイベントで演奏させていただける喜びをいただきました。
ゴーギャンの展覧会を観に行ってから
お話しをいただいたので、
曲を何にしようかと選んでいたところ
ドビュッシーの歌曲と出会いました。
「美しき夕べ」という曲なんですが、
この曲を聴いた時、
展覧会で見た 一枚の絵が浮かんだんです。
あぁ。。。 こんなところで
人生の最後をむかえられたらいいだろうなぁ。。。。
そう絵を見て思ったことが、
詩には書かれてあり、
この曲を演奏しようと選曲しました。
そのほか、ドビュッシーの星の夜、
フォーレの夢のあと
全部で3曲演奏させてもらいました。
本当にありがとうございました。
学芸員の野田さんの展覧会裏話など、
いろんな準備の話など聞けて、とても興味深い素敵な時間でした。
夕陽に小川の流れが薔薇色になる時
そしてほの暖かい微風が麦畑の上をそよぐ時
幸せであれという勧めが、
様々なものから流れ出るように思え、
そして 不安な心に向かって立ち上る
この世に存在しているという魅惑を味わえという勧め、人が若く、夕べが美しいうちに、
なぜなら 私たちは 流れゆく
この水が流れ去るように
水は海に、私たちは墓に
作曲 ドビュッシー
詩 ポールブルジェ