祖父の葬式がしめやかに行われました。
白装束を着た祖父の顔はとても穏やかで
生前の姿そのまま。いつか目を覚ましてくれるような
顔でした。。。
大好きだった尾鈴寒ランの写真、素晴らしい字を書く祖父でしたので
何本かの筆、日記や私達が90歳の誕生日に
アレンジメントフラワーを送ったのですがその時についていたメッセージカード
ジャージやジャケット、帽子、いろんなものが一緒に棺おけに入れられ
その上には 赤や黄色、色とりどりのお花がみんなの手で入れられました。
そのあと火葬場へ・・・・・。
私たちは熊本へ帰るためにその場へはいけませんでしたが
熊本へ帰ると 直ぐにヘングレの総練習でしたので
自分は何をしているんだろうとヘンな気分に陥りました。
お昼間は大事な祖父のお葬式へ出席し、
夜はヘングレの練習に来ている・・・。
私って。。。。
ヘングレの練習が終わって家へ帰ると
娘がお葬式の絵を書いていたのにびっくり・・・。
『どうしてコレを書いたのか?』と訪ねたところ、
祖父(彼女にとっては総祖父)が亡くなったことを
忘れないようにするためだといいました。
棺おけの中の祖父はめがねをかけていなかったのだけれど
娘の書いた棺おけの中に眠る祖父の目にはめがねが書かれてありました。
遺影の写真がとても心に残ったんでしょう。
彼女にも衝撃的な事実だったに違いないでしょうが
夢をみているような現実。。。。。。
彼女も私も事実を受け入れようと心に念を押したのかも・・・。
じいちゃん これからも 私達を見守っていてくださいね
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